尾道へはJRで行ったのですが
何駅かすぎるとすっかり田舎風景色
途中、貨物列車通過待ちでの停車が
あるなど、東京では考えられないです
ただ福山駅は新幹線が止まるだけあって
さすがに高層ビル多かったです
さて改築された尾道駅2階からの写真
駅前から尾道水道が見えて解放感があります
すぐ乗れそうだったのでバスで
千光寺ロープウェイ近くまでいき、
ロープウェイへ(15分おきに発車)
片道320円です
下りとすれ違う手前
その時の下はこんな感じ
千光寺の高さの所(見えるのは本堂)
「文学のこみち」を上から
山頂で降りて驚いたのが「春ゼミ」が鳴いていたことです
初めて聞きました
山頂喫茶店で聞いた海外観光客の面白い話
中国→お金を落とさない
(これは沖縄でも松江でも聞きました)
ここでは5名で來て3名分しか注文せず
「シェア」と言い、粘ろうとする
*ちなみに断固5名分注文もらうそうです
仏→自国語に対するプライドがとても高い
昔ほどでないが以前はサンキュウでは
返事しなかったそうです
メルシーでなくてはだめ
ちなみに仏にお友達が以前留学されたそうですが
英語で話しかけても無視されたそうです
初めて知った仏の国民性でした
台湾→お金払いがとてもよく、子供の分とかも
たくさん注文してくれるそうです
さすが親日国です
ただ日本人の若い人の中には、中国式の注文を
する人が近頃増えてきてるとのことでした
無料飲料スぺースが都会では増えてる影響かも、
と話されてました
山頂からの写真色々
「箱庭のような街」と言われてるのがわかります
尾道水道・・昔写真で見たときは「おおきな河」と
思いましたが、海です
こんなところも箱庭感覚なのでしょうか
文学のこみちを下ります
新緑が綺麗です
尾道にゆかりある人達の碑が多数
途中小学生が大勢登ってきてました
聞いてみたら学年の課外授業との事
降りるにつれ街並みが少しずつ迫ります
登りのロープウェイ
立ち寄らなかったけど人気のない静かなお寺
かなり降りたところで階段で
座り込んでる御高齢の女性に話しかけたのが
きっかけで、少し長話しました
現在90歳とのことでした
そのわりに話をしていても、耳は良いし
言葉もはっきりしてて、反応も早く、
実にしっかりしたかたでした。
90歳というと昭和4年生まれ、
終戦を16歳で迎えたこととなります
色々と辛いことが多かったようです・・
千光寺の檀家で今日はお参りに行く途中だとか
山道の途中に住んでるそうで、買い物はどうしてる?
と気になってたことを尋ねたら
3千円以上頼むと無料で配達してくれるそうです
座り込んでるんで「どうかしましたか?」と
話しかけただけなのですが、別れ際
やたら感謝されてしまい、なにやら恐縮でした
下は志賀直哉美術館へと続く感じの良い小路です
館内の様子です
ガイドブックなどの写真では
横に長い建物が写っているので全部かと思いきや
3軒長屋の右端だけがそれです
下の2枚と台所のみの家です
説明係の方がいて、色々面白い話が聞けます
ちなみに下は、志賀直哉がおそらく惚れていた遊女に
あげようと買い、渡せなかった品の数々とされてます
これだけ買って渡せなかったのは何故か?
疑問です
ちなみに係の方は、勤めて2年半とのことで
日々勉強が怠りないようしてるとのことでした
質問しても色々詳しく答えてくれます
下へ降りてお昼をすましてから、
渡し船で対岸の向島へ
10分に1本でてる船でした
うたい文句が「日本一短い船旅」
徒歩1名100円です
行きは降りる時払い、帰りは乗る時払います
海の水は思ったより綺麗でした
左端に見えるお城のようなものは、旧城跡ではなく
観光施設として作られたもので、今は廃施設、
今年からどうするか市で検討してるようです
対岸から見た千光寺公園
右が船です
車が何台も乗れるもので意外と大きな船です
対岸そばにある唯一の観光スポット
帰りの船で案内の方から面白い話が聞けました
昔は渡し船は数多くあったが今は3ヶ所のみ
島の人口は今は25000名で
昔は28000名だったそうです
船は時速約10km(6ノット)
(これを尋ねたことから色々話してくれました)
あと、市街地に住んでる地元の女性が船に乗っていて
話ついでに聞いたのですが、
近所のスーパーが閉店してしまい、不便となった
ということです。
そういえば尾道商店街も空き店舗があり、
ホテル新設工事をしてたかたわら、
住民の減少が進んでるようです
(尾道市HPで調べると1年間で千名減少)
帰り駅へ向かう海の道沿いです
なかなか趣ありましたが
直射日光あたるので色あせとかはどう対処してるのか
少し心配でした
明日は四国まで脚をのばします