日本の美しさを再発見したいブログ

旅行記事は自分の為の忘備録、他の記事は読んだ方の役に立つ記事

6月21日 まずは足立美術館へ

天気は曇りのち晴れで、ようやく青空が望めそうで気持ちがはずみます。
JR出雲市駅8:39発 米子行き→9:54安来(やすき)駅着。


この時最終的に4人掛けシートに収まったのが、私以外はアメリカ人夫婦とその通訳の
日本人女性でした。3名は当然英語で会話してたのですが、通訳さんの英語が聞き取りやすく簡素な英語だったので、何となく内容がわかり面白かったです。
 ご夫婦は長期滞在で日本各地を回られてるようで、ここへ来る前は岡山、その前は
京都だったようで、京都はハイアットリージェンシー泊りだそうでかなり裕福な方のようです。
ガイドさんは学生時代ロンドンへホームステイしたのが最初で、海外生活もかなり長いようです。話すとき、身振り手振りを交えて話してたましたが習慣なんでしょうね。
 足立美術館へは安来駅から無料直通バスがでてます。
10時少し過ぎの便に乗れましたが、左側一人掛け・右側二人掛け配置の席の、
一人掛け席の丁度前の席に、先ほどのガイドさんが座ってて、御夫婦との会話もないので
少し話をさせていただきました。
やはりいまは大変いそがしいとのことで、英語以外にスペイン語が話せるという事でした。ガイド仕事中の緊張感がさっせられたので、長話せず早め会話切り上げさせていただきました。


さて足立美術館、管内展示物の写真撮影は一切禁止ですが、庭園に関しては撮影可です

チリ1つ落ちてない手入れの行き届いた広大な庭園です。借景も見事です。
惜しむらくは中を歩けないこと。
ガラス超しないし柵の中からの鑑賞となります


帰りのバスは到着後に予約札をとっておいた方がよいみたいです。
バスごとに枚数がきまってますので、事前とっておかないと乗れない恐れがでます。
接続のJR時刻表も、受付に言えばもらえます。
 ゆっくり回って2時間といわれてますが、1時間半で切り上げました。
(先ほどのガイドさんも同じ時間で切り上げていたので、このくらいがいいみたいです)
ただ、帰りのバスが停車してから運転手さんに聞いたのですが、混むのは秋の紅葉期
だそうで、その時は2時間くらいがいいかもしれません。


さて、そのあと松江までいき、とりあえず外へでて昼食をすませましたが、
時間がやたらあります。予定はまるでたててなかったので、
観光案内所にいきました。
いくつか紹介されたのですが、いろいろごねた後、最後に紹介されたのが、
『由志園』でした。
ちらりと記憶にはあるのですが、遠そうなのでやめにした場所です。
しかし松江からバスで30分。
14時50分発に乗り、帰りは16時16分発があり、これが宍道湖温泉駅まで行くので
実に交通の利がある。片道700円のバス代もチケットあるので無料ということで、
大した期待はしてなかったのですが、ゆくことに。


ところがここはとても素晴らしい所でした
由志園もいいし、バスからの景観も魅力でした。
そんなわけで写真たくさんとったので、本日後半の章としました

6月20日(続き) 松江方面へ

宍道湖温泉駅へそのまま行こうと思いましたが、時間的余裕があったので
1か所立ち寄ることにしました。
終点1つ前にある「松江イングリッシュガーデン」です
ここは入場料無料です。
駅から左手に見える歩道橋をこえると入り口です


中心部にある噴水


残念ながら花の句が過ぎてるものが多かったです
個人で出してる店(工芸品が多かった)がかなりあり、インテリアの
小物探しとか好きな人にはよいかもしれません


気に入ったのが、1番奥にある宍道湖が望めるところです
曇りで景観はもう1つでしたが、快晴なら静かに眺められる絶景ポイントかもしれません
ただ閉園が夏場は17:30と早いので、夕陽鑑賞ができるかどうかは不明です


このあと温泉駅からレイクラインで松江駅までいき、軽い昼食をすませたのち
松江レイクラインを使っての松江観光です

レイクラインは上図の矢印のように松江を回りますが、左回り専門なので観光する時は
左回りで順番に巡るのが効率よいです。
ほぼ20分間隔できますので、それを目安にすれば効率が良いはずです
 ただし県立美術館から下へは夕陽鑑賞時間帯のみの運行だそうです。


松江に来たら松江駅からとりあえず1周してみるのも良いかと思います
車内で観光案内と昔のその地区の写真が見れます(運転席の真後ろにデスプレイ有)



さて、松江城は昨日観光済なので飛び越して、塩見縄手で降りました
右手に武家屋敷が並び、左手は松江城のお堀です

大変雰囲気の良い道なのです。
残念なのは車の往来が多いのこと。
車がたまに切れるのでその時を狙い撮りましたが、
公用車以外乗り入れ禁止にすればいいのにな・・・無理ですね・・・


ゆっくりと歩いて次のバス停でしばし待ち、次は紫陽花で有名な月照寺へ


寺へ続く道


花の句はやや過ぎた感じでしたが綺麗な紫陽花も見受けられました


庭園もありました

月照寺前のバス停でしばしまち、次は島根県立美術館へ向かいました


途中、橋を渡りますが晴れてたら眺めが良さそうです


さて島根県立美術館は、夕陽の見える美術館としての宣伝文句がありますが、
この日はあいにくの曇り模様なので美術品鑑賞で行ったのですが・・・
ここは、縁結びないしレイクラインチケット提示で2割引きとなります。


 何が展示か聞くことなくいきなり2つの展示料金払いました。
展示の1つがなんと「エヴァンゲリオン展」、あの有名なアニメでした。
アニメを志してる人にはかなり見ごたえある貴重なものかと思いますが~
たとえば鉛筆書きの絵コンテに細かく色指定されてたり、書き方の指示とかも書かれてたりとか~それ以外の人には私を含め、こんなことしてるんだな、という感じでしょうね。
ちなみにこの展示エリアはすべて写真撮影禁止でした。


あと1つは、原則美術館所蔵品の展示なのですが、これが驚くほど寛容なものでした。


まずは数々の美術書。手に取り自由に読んでいいものです。しかも坐れるソファが多数あります。
また、絵画や彫刻も借りてきたという2点の絵以外は、すべて写真撮影可です。 
(ただしフラッシュは禁止です。度重なると絵が痛んでゆくです)
美術な人や特に勉強中の人にはなかなかの所です


せっかくなので、2作品ほどを撮影してきました(回りをカット処理してあります)


晴れ間が覗きそうな感じだったのですが、次第に雲が多くなってきたので、
ここで終わりとしました。レイクラインで松江駅へ。


宍道湖温泉駅へいくのにこのまま乗り続けてても良いのですが、松江で降りて
温泉駅行の一畑バスへ乗り換えたほうがかなり早くつくので、しばらくバス待ちです。
 そこでたまたま話した地元のおばあさん。障碍者パスを市が発行してるのそれを
使ってるとのことでしたが、折れたりすると新しいのが必要で、そのため役所に行くのが
大変だそうで、まとめてもらえないかと頼んだところ断られたと嘆いていました。
そのさなか「すまないがここしめてくれないかの」とバッグ表面のチャック締めを
頼まれました。手が不自由なようで位置的に閉めにくいようでした。
閉めますと「はい、ありがとう」とかすかな笑み・・・
 困っているとき、困ってるんでこれしてください、と平気でいえる生き方は
ある意味うらやましいですが、それが当たり前にできる世の中が
良い世の中なのかもしれないな、と感じ次第です。


ところで駅へは確かに早くつけたのですが、接続の電車が25分待ち・・・
旅行では急いでは意味ないなと改めて感じました。



電車から宍道湖沿いの写真
多少明るさの感じられます

   
明日は足立美術館を予定してます

6月20日(火) 出雲大社へ

天気は小雨で昼頃から曇り予想
参拝は早い時間が良いそうなのでここも須佐神社と同じに早朝。
一畑電鉄で朝8時頃には出雲大社前駅へ。
 どこかで軽い朝食でもと考えていたのですが、空いてるお店が皆無でした。
大社入口で何やら準備してる人(最初の写真の鳥居の中に見える所)に尋ねたところ、
このあたりは早くて9時、今の時期は10時過ぎてからでないと開かないといわれました。



出雲大社入口です


真っ直ぐ続く参道


途中右側に池がありました、。紫陽花が綺麗でした


真ん中は神様の通り道だそうで、歩いてはいけない場所です
ここを過ぎると左手に手水所があります
観光ガイドブックでやり方を覚えていきました。


拝殿が見えます。ここは2礼4拍手1拝です


拝殿裏手へ行く途中、優美は太鼓と笛の音色が聞こえてきました。
奥の建物前を掃除してる赤と白色装束の巫女さんに聞いたところ、
『神様へのお供え』だそうです。
本殿でも1日3回定時に行なわれるそうです。
非常に心地よい音色だったので最後まで聞いてしまいました




雨のおかげで幽玄な雰囲気を漂わせる景色です





大社裏手の小道。ここも良い雰囲気が漂います



非常に古い神社ですが、中は近代化が進んでいました。
まず各社殿の由来が見れるバーコードが各所にありました

トイレ裏手には太陽光発電の基盤


このあと隣接する出雲歴史博物館へ向かいました。
途中、植え込みの整備をしてる方がいたので話を伺ったところ、
若い人がはいってこないので大変だという事、
神社全域の手入れを毎日してるとのことでした。
 「そのおかげですごくきれいに整備されてるんですね」とお伝えしたら、思わぬ
暖かい一言をかけていただき、会釈してその場を離れました。


博物館は8:半からとおもっていたら9時からで入り口前でたたずんでいたら、
ドアを開けていただき、
案内所に入れていただいて座らせて待たせてもらうことができました。



有名な10分の1の復元模型です。
 昔来たときは、この存在自体が疑われていて(建築技術的に無理だろうという理由)
「それでもあったということを信じています」という説明文があったのを覚えてます。
そのあと1年か2年あと、この神殿を支えてた土台が発見され、今に至るわけです。


模型だけではわかりにくいのですが、屋根にちょこんと乗ってる十字型の実物大が
展示されてて、床から天井までの高さです、これを見ると改めて大きさがわかります。


数多くの出土品より、昔の生活を再現した模型に興味を持ちました。
見てると自分自身をタイムスリップできるような感覚でした。


そのあと駅に戻る途中、ようやく開いた食事所を発見。
10時少し回ってました。
3段重ねの出雲そばをいただきました。
店の奥に庭園があり80年ほど前からのものとのことでした。


このあとは松江方面へ向かう予定です。
天気も晴れてきそうです。

6月19日、日本一のパワースポットといわれる須佐神社へ

天気は曇りで午後からは雨予想です
一畑バス2番線7:50発→8:30着(5分遅れ)
これ逃すと一気に10:発となります
800円ですが今朝3日間チケット購入済


出雲縁結びパーフェクトチケットに関して(あまりに便利なのでおすすめ)
使用開始から3日間有効です
出雲空港及び米子空港からのバス無料・一畑電鉄と一畑バス全線無料
松江市営バス無料(ただし松江レイクラインは使い方下記)
 レイクライン引換券がついていて、乗車時これをみせると残り日数に応じて何枚
必要か運転手が聞いてきますので(つまり最高3枚)そこで交換し使用します。
このことははっきり書いてあるサイトが何故かないし間違いやすい記載が多いです。
提示するとかなり多くの施設で入場料割引となります(だいたい1割り引き)



バスの待ち時間の間、隣に座っていた年配女性と話していたら、
なんと隠岐からきてこれから病院へ行きその後帰るとのことでした。
隠岐のどこの島とかは聞きませんでしたが、離島には大きな病院がないので
大変だなあと感じ、名作ドラマ『ドクターコトー診療所』を思い出しました



しばらくいくとこんな景色が続きます。かすかに晴れ間

立久恵峡です


最終バス停で運転者さんに聞いたところ、
観光客のバス利用は年間通して多くないとのことでした。
それより地元の人の買い物などの行き帰りの利用が多いそうです。
 須佐神社へはバス停挟んだ道路向かいに「スサノオ観光」というタクシー会社あります
7分ほどで1350円、歩くには少し遠すぎます。
 運転者さんらから東京からの人が実に多いと聞きました。


須佐神社入り口です
ここで降車、帰りの予約ができるということなのでお願いして境内へ。
右手に手水所あります。


立派な絵馬が。多くの方は何をおねがいしたのでしょうか


ここが拝殿
参拝客少なし。だだこちらへの参拝客はみなさん「おはようございます」と
挨拶してくださいました。
そんなわけで会話もしやすく、1組は福岡からの御夫婦でここへは車でとのこと。
一人は地元の方だそうで散歩がてらよく立ち寄るとのことでした。


ここが本殿です


有名な大杉


本殿と大杉です


時間余りで回りを散歩してた時の近くの河の写真。素鴨川というのだそうです
下部灰色線は橋です


さてさて、帰りのバスが11時なのでタクシーは余裕見て10:半に来てもらうよう
頼んでおいたのですが、神社内2度まわり、
付近を散策して(何もないしお店も開いてない)戻ってきてもまだ9時15分・・・
 神社入口近くの屋根付き椅子がある所で座ってしばらくボッーとしてましたが、
20分ほどたつとさすがに残り時間が長い・・・
先ほどのタクシーに傘を忘れてきたことに気が付いたが、雨は持ちそうだし、ここで待つしかないかなと諦めていたところ、先ほどの地元の女性が話しかけてきました。
要約すると、時間あまってるしここには12時までに戻ればいいし、駅まで車で送ってくれるとのこと。
いくらなんでもいきなりお願いしますという気にはなれませんでしたが、
旅行中に助けてもらったこともあるし、気にしないで欲しい、とのことで
タクシー代くらいはお支払いしたといっても「見返りとかを期待してるわけではないので本当に結構です」と言われました。
 親切心は見返りを求めないという気持ちは自分の経験からもわかるのですが、
往復1時間近くの運転なので本当に親切な人に巡り合えたものです。


お願いしてスサノオ観光に寄ってもらい、傘を無事回収、運転手さんに予約取り消しのお詫びをしてきました。
道中面白い話を聞かせてもらいましたが、差し支えないところでは、
途中車道が上下に分かれてる場所がありこれは立久恵峡まで続いていて、
昔はここは一畑電鉄の鉄道が走ってたそうです。
ごく幼いころ乗った記憶があるとのことでした。
 出雲駅で丁重にお礼を述べて別れました。
良い出会いに恵まれたと感謝です。


さて本来なら出雲駅へは11時半過ぎのはずが、まだ10時をたいして回ってない。
空はいかにも雨が降りそう。
1休みして早めの昼食をすませ、松江城に行こうと決めました。


一畑電鉄で宍道湖温泉駅へいきそこから歩いてもいけそうです。
一畑電鉄の車窓、曇りだと湖も精彩がない気がします


着いた時は小雨でした。


大体あっちの方向だろうという感じで歩いているうちに無事到着しました。
まず驚いたのが日本語がまるできこえないのです。中国語だらけ、笑ってしまいました。
後でチケット売りのお姉さんに聞いたところ、今日、境港に大型クルーザー船が到着した
ためだとか。
そういえば昨年宮古島旅行した時も、やはり中国からの大型クルーザー船が
たくさんの中国人観光客を連れてきてた事を思い出しました。


しかし天守閣まで上がると何故か聞こえてくるのは日本語のみ。
ここまでは来ないの?
 この日は小雨でしたが、台風や大雨だと窓は全て閉めるそうで、専用の係も
いるということを1階案内のお兄さんに教えてもらいました。


その後次第に雨脚も強まり、今日はこれでホテルへ



天守閣からの眺め


帰路。こんな感じでみると大きさがよく感じられます


明日は雨もやみそうで、出雲大社予定です

6月18日 いざ出雲へ

さて出発当日は曇りですが、東京は雨は午後からのようで、
出雲市は曇り予想でした。
着いたら雨という事態は避けられそうで、とりあえず一安心



さて今回は前の記事でかいたよう23kという座席でしたが、
ここは少し事情がある席でした。
つまり非常口にある座席なので緊急時の時は係員の指示に従い、他の乗客の脱出を
手助けすることを了承させられるということを初めて知りました。
細かく書かれてる専用用紙を渡され読んでおくようにと言われます。
冗談で「ずいぶん大変そうなんですが非常口割引とかないんですか?」と
言ってみたら「その分座席が広いので・・」と申し訳ななそうな顔でいわれ、
「なるほど」とここは納得を示しました(元から本心ではないんでネ)
 実はこのことが原因でアテンダントの方がこちらの顔を記憶していて、
後で面白い偶然がありました(後述)



飛び上がるまでの相変わらずの地上での長い長い走りののち離陸へ。
羽田の空。視界も曇ってます。
以下は天候を気にした結果の一喜一憂の写真ばかしです



名古屋上空28000フィート(約15000mです)のお知らせを聞くと、
いきなり青空が現れました。



下に陸地も見えるので名古屋はおそらく晴れ間がのぞいているんでしょう



ここはたぶん山陰海岸あたりかなと予想





かなり下降して宍道湖上空です


着陸直前。晴れ間がみえてきました


出雲市駅行のバスから。
次第に日差しが強くなってきてます


駅到着時。晴れました、嬉しいです。




さてホテルへチェックインしたあとちょっとしたトラブルで
ホテルフロントへ行ったのですが、覚えある制服集団が・・・と思ったら
そのうちの1名がこちらへ声をかけて挨拶してくれました。
先ほどのJAL便のアテンダントさん達です。
少し困ったことを言った乗客なので顔を覚えていたのでしょうが、記憶力も良いし、
なによりフライト後の時間でも車内と同じ姿勢を続けるレベルの高さに感心しました。
明日は早朝のフライトということを聞き「お疲れ様です」と挨拶しその場を離れました。


制服が5名揃っていると、華やかで、古い人気テレビドラマ<やまとなでしこ>を
思い出しました。


明日の天気は曇り、午後からは雨模様
早い時間に須佐神社予定です