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食べチョク~その2 国の基準との違いや分かりにくい事の解説

まずは国の基準からです ①と②は食べチョクと同じです


①慣行栽培 化学農薬・化学肥料使用してのもの


②有機栽培(=オーガニック)(有機JAS認証=有機JASマーク)
『化学的に合成された農薬及び肥料を使用しないこと
 並びに遺伝子組み換え技術を利用しないことを基準に
 化学肥料・農薬を使用せず2年以上経過
 (多年生作物の場合は3年以上経過)した土で栽培する事
 品質・成分・性質などの基準・生産方法に関する基準が定められていて
 これら検査に合格するとJASマークが付けられる』
  ただし化学的に合成されてない天然原料による農薬の使用は
 認められています


③特別栽培農作物
 農薬は節減対象農薬の使用量がその地域の慣行的使用料の50%以下
 化学肥料の窒素成分量が50%以下で栽培された農作物
 例「節減対象農薬〇〇地域比〇割減」
  農薬不使用なら「農薬;栽培期間中不使用」と表示されます
 又、栽培責任者・氏名・名称・住所・連絡先の表示義務有


 *節減対象農薬とは何を示すのかが調べられませんでした
  それ以外の農薬は使っても構わないということです


国の基準では、安全性は②>③>① となります



③に関してが食べチョクとの比較で大変わかりにくいです
食べチョクでは、無農薬・無肥料という分類がありますが
この言い方は国の基準では許されていません
何故かというと、無農薬・無肥料栽培したとしても
隣の畑で農薬栽培していれば農薬が飛んできますし
昔の残留農薬が土壌に残っていることもあり、
『客観的な基準が成り立たない』ためとされています
そのため食べチョクでは、無農薬・無肥料をうたうには
かなり厳しい基準があるようで、詳しい表示もされています
食べチョクでは1番安全な分野と思います


食べチョクの「農薬節約栽培」ですが
基本は国の③のものとなります
しかし食べチョクでは、登録生産者に
「使用料・使用回数・種類」を事前に提出することを義務付けてます
その辺の情報も明示してくれると安心なのですが
残念なことにそれは消費者にはみれるような表示はありません
ただ、極力使用を控えるようにとのうたい文句もあり
生産者の中には毎年農薬残留検査をしていて
農薬残留はゼロです、という表示ある方もいるので
こういう方はいざという時の残留性低いもの1回切り使用とかなんだと思います
 従って、食べチョクのこの分類分野はかなり安全度に差があると思います
使うなら良く調べ、あるいは生産者に質問して(簡単にできるシステムです)
判断するしかないです
1番気を遣う分野です


最後に、食べチョクの生産者は、いかなる農法でも
おいしく作るためのこだわりを持たれてるようですので
そのおいしさを求めるなら期待できると思います
生産者にこだわりを求めることは食べチョクの基本方針のようです
食べチョクは、開始当初はオーガニックが売りのようでしたが
これが周知された近頃は、こだわり農産物、といううたい文句へシフトしてるようです


食べチョクは基本理念に
生産者の正当な利益を還元する
こだわりを持った生産者が評価される場所にする
というものがありますが
これは従来の商売の基本「消費者第一」ではありません
むしろ生産者第一を基本とし、間に食べチョクが入ることで
消費者にも利便性を提供するものです
そして今の時代、この大胆な発想が大きく受け入れられたわけです
社長の秋元さんの事は色々調べましたが、凄い女性でした


私は、高くても買える範囲で安全なものを購入し、
生産者の方を応援し続けたいと思います
農業は欠くことのできない国の大切なものと思うからですし
食品添加物・農薬・遺伝子改良食品と汚染物だらけの日本で
私たち自身の食を守るためにも
生産者の方々を、買うことにより支え続けることが長い目で見ても
消費者と生産者の為になると思うからです

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