日本の美しさを再発見したいブログ

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食べチョク~消費者にも生産者にも良い新しい形態 日本の食の安心な未来の礎となると思います

経営者は秋元さんという若い女性です
ついでながらスタッフも若い人ばかりです


秋元さんの実家は農家でしたが物心ついた時に
親から「農業は継ぐな」といわれ
IT関連へと就職しました
やがて農地は耕作放棄地となりました
その後、荒れ果てた広い農地を見て
「こんなに広い農地があるのに何故農業を辞めてしまうんだろう」
という疑問をいだいたのがキッカケとなりました
食は必要不可欠の尊い職業なのになんで従事する人が
どんどん減っていくのかを調べようと、全国の農家を回ったそうです


その時ある農家さんの「私は農業が好きだが子供には継いで欲しくない」
という言葉を聞いて、自分の親と重ね合わせ涙が出てきたそうです
それ以降、農業にのめり込み、
その中で『農家が儲けにくいシステムがある』ことに気が付きました


それは、農家と消費者との間に、数多くの中間業者が存在してること、
更に販売価格が決められているためもあり、
農家の取り分が少なくなります(粗利益30%前後)
しかも、いくら高いこだわりを持って作ってもそれが価格には反映されない
ということです
 このため、儲からないから子供には継がせたくないとなり、
儲けを増やしたいなら流通に乗せれれる商品をどう安く作るかとなり、
安全性軽視となります


これを打破するため、農家→食べチョク→消費者 というシステムを考え
作物は、農家→消費者 の直送システムを作りました
そして販売価格は生産者が決められます
この結果、農家の粗利益は80%にはね上がり
手間暇かけたこだわりの作物もつくれるようになりました
消費者は、野菜などは朝取れの新鮮なものが手に入ります
しかも市販のものよりも安全なものが。


つまり生産者に良く、消費者にも良いというシステムができたのです


食べチョクに生産者として登録するにはそれなりの条件があるようです
こだわり商品ほど条件が厳しく求められているようです
ただ市販の流通食品よりは、安全ですが値段は少し高くなります
又、別途送料もかかります
*1部慣行農法のものもあるようですが、これは詳しい表示はもちろんありません
 何かしらの事情で掲載されていると思われます


 どれだけ安全を求めていくかは各生産者の生産物に詳しい表示がありますので
自分がどれだけの安全性を求めるかを考え決めると良いと思います
安全なものは100%安全ですが
こだわりの多い作物は値段も高くなりますので
お財布と相談となります



このシステムは、農家の後継者不足解消に大きく貢献できるはずですし、
若い方の参入も確実に増えています
平成28年11月29日設立の若い会社ですが、
現在、生産者・消費者とも右肩上がりの急成長を遂げてます
今後の日本の食の安全性の進路を考える意味で『礎』となる会社と
考えております


ちなみに私は登録してから色々と調べ
少し前に初めて注文しました
無農薬無肥料無堆肥の玄米です
届く前でしたが生産者に長い長いコメントしたところ
始めるキッカケとなったことなどを詳しく教えてもらえました
生産者との交流ができるのも魅力です


更に個人的話となりますが、すべてを食べチョクで補うことは
今の私の年金収入では無理です
先進国で唯一年収が減り続けてる国、この日本で
似たような感覚をお持ちの方は残念ながら多いはずと感じます
しかし品物を選び考え、少しでも自分の体に貢献できるようにして、
何よりも生産者の活動を助長するためにも、末永く続けたいと考えています




最後に食べチョクスタッフの写真です
この時点での全スタッフのはず、みなさん若いです

無断転載禁止がなかったので、勝手に使わせていただきました

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